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PNSってどんな看護の方法なんだろう?
ブログ
パートナーを決めてペア(2人)で看護を実践します!
PNS看護方式のメリットは一体どんなことでしょうか?
日々PNSを実践されいる方は何がメリットなのか分からないのではないでしょうか?
PNS看護方式について知ることで働き方も変化します。
PNS看護方式のメリットとデメリットを知らないとうまく看護ができないリスクがあり、ミスへ繋がります!
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ナースマンブログの職場でも
を実践しています!
今回の記事では、PNSのメリットとデメリットを解説します!
- PNSについて知ることができる
- PNSのメリットがわかる
- PNSのデメリットがわかる
PNSについて知ることで働き方にも変化が生まれます。
PNS看護方式とは?
PNS看護方式についてです。
PNS(Partnership Nursing System)
パートナーシップ・ナーシング・システム
2人の看護師が安全で質の高い看護を共に提供することを目的に、良きパートナーとして対等な立場で互いの特性を活かし、相互に補完し協力し合って、毎日の看護ケアをはじめ委員会活動・病棟内の係の仕事に至るまで1年を通じて活動し、その成果と責任を共有する看護体制の事です。
福井大学附属病院 看護部HPより引用
年間のパートナーを決めます。日勤などではペアとなり、共に仕事をします。
委員会など係の仕事もペアと共に行う病院や施設もあるようです。
パートナーと毎回同じ勤務にならないため、業務では色んな人と日々ペアを組んで業務をします。
年間パートナーが同じ日勤にいれば、優先的にペアとなり仕事を一緒に行います
私の病院では日勤はPNS方式
スタッフが少なくなる夜勤はチームナーシング方式で看護を行っています。
PNSで大切な3つの心得
PNSでは3つの心得が重要と言われています
自立自助の心
「自立自助の心」とは、
この処置やっておいて!という思考ではなく、他社依存せずに自ら先立って行動することが大切な心です。
与える心
「与える心」とは、
さっきこれやったから、次はあなたがやってね!という思考ではなく、それぞれが見返りの存在を忘れることが大切な心です。
複眼の心
「複眼の心」とは、
パートナーの欠点を見つけるのではなく、パートナーの立場に視点をおき、価値観や考え方を正しく知り、肯定することが大切な心です。
PNSのメリット
PNS看護方式のメリットはパートナーと看護を提供することで生まれます。
パートナーとペアで行動することがメリットに繋がっています!
ペアでいることですぐにWチェックできる
PNSでは2人で行動する時間が多い分、確認することが簡単にできます!
確認することのハードルが下がり、ダブルチェックすることが日常的にできます。
ミスや指示間違いなど、医療安全へ貢献できるメリットがあります!
ダブルチェックの声かけるの苦手な私には助かる~
ペアでいることで声をかけやすい環境が生まれますね!
2人で患者さんを観察できる
ペアの2人で患者の状態を確認することができることは大きなメリットですね
- 気付かなかったことに相手が気付いたりすることができます
- 2人で違う視点から患者さんをとらえることができるため、状態変化を早期に発見することに繋がります。
あなたのペアが新人看護師であったら、新人看護師にしか気が付かない視点があります。
あなたのペアがベテラン看護師であったら、ベテラン看護師しか気が付かない視点があります
相手の尊重は、「複眼の心」に繋がりますね
リアルタイム記録によって業務効率化
PNSではない固定チームナーシングという看護方式では、検温は1人で行います
PNSではペアで行動しているので同時進行できます!
ペアのそれぞれが役割があり、専念できるため状態観察と看護記録が効率的に実施できます
ペアで連携して作業することが大切です!
休憩がしっかりと取れる
PNS以外の看護方式だと、自分が休憩中の事は他の看護師やリーダーなどへお願いする必要があると思います。
私が休憩中にオペの帰室が来てしまっていた…先輩すみません
- 早めに休憩から出てきたり!
- 頼みにくいことがあったり!
- 気になって休憩できなかったり!
PNSであれば2人で同じ患者さんを担当しているため、そのような心配はありません。
PNSのデメリット
私も日々PNSを実践しています!
感じるデメリットについてお伝えします!
自分のペースでは仕事ができない
2人ペアで検温に周ったりするため、どうしても2人でペースを合わせたり、協力する事をしなくてはなりません!
自分のペースで行動できないことが、ストレスになってしまいます!
検温の優先順位など人それぞれ違いますよね
1人で検温する経験がある方は慣れるまでストレスを感じやすいでしょう…
受持ち人数が多い
1つのペアが10人~12人程度の受けもちでした
患者の人数にもよりますが、これに予定入院や手術患者が含まれたり追加されたり…
2人で受けもちするため、看護師の人数も必要ですし、1日ずっと慌ただしい日が多いです
これだけの人数の患者の背景や細かな退院支援などは、なかなか難しい現実があります
患者さんと関わる時間が少ない
患者さん1人に15分程度使うと、受持ち12人だと、それだけで3時間かかります!
受持ち人数が多い中で効率よく進めなければ、業務を時間内に終わらすことは難しいです
精神的なフォローを必要とする患者さんへ話す時間が作れない…
受持ち人数が多い分、1日が忙しい!
検査搬出や手術帰室などやることが多い中で、時間がないのが現実!
若手看護師が育たない
新人看護師は1年間はプリセプターや5年以上の先輩看護師とペアになることが多いです
どうしても先輩がリードして指示を出しっぱなしになりがちです!
次〇〇やろう!それ終わったら教えてね!きっとオペの帰室来る頃だから!
若手看護師は受け身になりやすくなります
すると指示待ちとなってしまい自ら考えることを止めてしまうこともあります
責任の所在が不明になりがち
先輩?〇〇さんのインスリンって打って下さいました?
え?やっていないよ!
もうやってくれたと思ってたよ!
ペアでうまく連携が取れず、やり忘れや思い違いはよくあります!
お互いの意思疎通が不十分だと、ミスも起きます!
PNSではお互いが確実にコミュニケーションをとり報連相がとても重要です!
責任の所在がはっきりしないようなインシデントが起きやすくなることもあります。
ペアでコミュニケーションがしっかりとれないとミスの原因になります
パートナー決めが辛い
年間のパートナーを決めることがとても苦痛になりやすく、ストレスも大きいです
時間がかかるし、パートナーになりたくない人もいる中でうまくやるのは至難の業…
1年に1回ですが、パートナーを決めるのはとても大変です…
まとめ
今回は、PNS看護方式の実践で感じるメリットとデメリットを解説しました!
PNSにはメリットもデメリットもあります!
職場の看護方式によって働き方も大きく変化します!
PNSなど看護方式を事前に確認して転職や就職に生かしていくことがおすすめです!
PNSのメリットをうまく活かして仕事をしよう
PNSのメリットなどが合う方も大勢います!
看護方式について知り、働き方にも多くの形があることを知っていきましょう!
看護師転職サイトを活用することで多くの情報が得られます!
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