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看護に関わるすべての方を応援する!ナースマンブログです。
ナースマンブログはファーストレベル研修を修了しました。
その経験から、ファーストレベル研修について皆様へお伝えしています。
今回は、ファーストレベル研修の人材管理Ⅰでのレポートの書き方についてです。
人材管理を受講している方、もしくは、これから受講する方で、こんな思いありませんか?
- 人材管理って具体的にどんな内容なのかな
- 課題レポートはどんな内容がでるのかな
- 効率的にレポートを書く方法ってあるの
- 課題レポートに何書いていいかわからない
人材管理の課題レポート例題とレポート例文を載せていますので、参考にしていただけたら嬉しいです。
各教科目ごとにレポート例文を掲載していますので、他の記事も参考にしてください。
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効率的にレポート作成して、判定Aを目指そう!
ファーストレベル研修でのおすすめの参考書を紹介しています。
人材管理の学習内容(教育単元)
まずは、人材管理では、どういった内容の学習になるかを知りましょう。
人材管理の単元・教育内容は予め定められています。
各団体によって、研修内容・教育目標・レポートテーマは異なっています。
受講する研修プログラムやレポートテーマの参考にしてください。
労務管理の基礎知識
「労務管理の基礎知識」での学習する内容は、このような内容です。
- 労働法規
- 就業規則
- 健康管理(メンタルヘルスも含む)
- 雇用形態
- 勤務体制
- ワークライフバランス(WLB)
- ハラスメント防止
この学習内容の狙いとしては、
- 看護現場の責任者として労務管理の基礎知識を学ぶ事
といった狙いがあるでしょう。
スタッフの勤務体系や就業管理の内容なので、管理者として必要となる基本的な学習です。
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労務管理の基礎知識では、スタッフのモチベーション向上や労働環境の改善のために、会社や管理者が行う労務管理について学習します。
いろいろな要素があり、それぞれの内容を学びます。
看護チームのマネジメント
「看護チームのマネジメント」での学習する内容は、このような内容です。
- チームマネジメント
- 看護ケア提供方式
- リーダーシップとメンバーシップ
- コミュニケーション
- ファシリテーション
- 准看護師への指示と業務
- 看護補助者の活用
この学習内容の狙いとしては、
- 看護チームのリーダー、管理者としてチームのマネジメントについて学習すること
- 看護チームの連携や協働の在り方を学習すること
- 組織としての目標達成するために看護方式や理論の活用について学習すること
といった狙いがあるでしょう。
看護はチームとして行動します。チームが力を発揮するための方法や理論を学びます。
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看護チームのマネジメントでは、管理者として看護チームや部署(組織)の管理する能力を学びます。
つまり、マネジメント能力に関わる内容です。
人材育成の基礎知識
「人材育成の基礎知識」での学習する内容は、このような内容です。
- 成人学習の原理
- 役割理論
- 動機づけ理論
- 人材育成の方法
この学習内容の狙いとしては、
- 人材育成についての基本的な内容を学習すること
- 後輩看護師の育成や指導方法について学習すること
といった狙いがあるでしょう。
人材育成は看護において大きなテーマです。
新人看護師や2年目看護師、中堅看護師などへの教育指導は管理者にとって重要です。
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人材育成の基礎知識では、看護師の育成方法や指導する方法など、理論を含めて学習します。
判定Aのための効率的なレポート作成のコツ
ファーストレベル研修では、それぞれの教育科目で課題レポートがあります。
判定Aを取るための効率的にレポートを作成するには、コツがあります。
- 講義からキーワードを探す
- 課題レポートの出題背景を理解する
- キーワードを織り交ぜる
- 内容(構成)を考える
- 書いたら必ず読み返す
レポートは「C」以上であることが合格条件です。
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判定Aを狙うレポート作成にはコツをつかみましょう。
こちらの記事を参考にしてください。
レポート作成のためのコツに関しては、ヘルスケアシステム論の記事を参考にしてみてください。
人材管理のレポート例文
実際に人材管理で、出題されたテーマと提出レポートを例文として掲載します。
【例文】は実際の提出レポートから編集しています。内容も事実とは異なりますので、文章の構成や内容を参考にしてください。
課題レポートは講師のよって内容は異なります。
講師が求めている出題背景をしっかりと読み解いて理解してから、レポートを作成することが重要です。
という課題レポートに対して、以下の様なレポートが例文になります。
当院が所在している地域での高齢化率は全国値よりも高い35%である。また高齢単身世帯、高齢夫婦世帯が増加している現状があり、退院支援が必要なケースは増加していくことが予想される。自部署は急性期機能を担う病棟であり、緊急入院、院内からの転入受入、手術患者を受け入れている。当院の特徴として、回復期リハビリ病棟機能を持っており、急性期を脱した患者は回復期リハビリ病棟へ転棟していき、そこで退院調整を進めている。そのため、自部署スタッフは患者の退院支援において、退院する最終段階まで関わりを持つ事が少ない現状がある。自部署の役割は、初期段階から退院支援を行うことであるが、退院支援MSWに依存している場面があり、スタッフが積極的に退院支援に関わることができていないことが問題である。部署の目標に退院支援の能力向上が掲げられている現状があり、自部署の課題と言える。スタッフの退院支援に関するアセスメント能力が不十分であること、自部署の実践した退院支援が退院にどう結びついているか分からない状況が要因であると考えた。そのため、自部署で実践した退院支援が、退院へ結びついている現状をスタッフへ提供する取り組みを考えた。それにより、自部署スタッフが退院支援の役割を担っていると認識できるようになり、退院支援能力が向上することを課題とした。
課題に対して自部署では、退院支援チームを結成し事例検討会を計画した。事例検討によりスタッフが実践した退院支援が、退院へ結びついた事、貢献できた事をスタッフが認識することで、退院支援の意識向上、スタッフのモチベーション向上を狙った。退院支援チームの活動は、事例検討会を年2回計画した。私は、退院支援チームの一人であり、事例検討会では、事例発表を担当した。事例発表によって、スタッフの役割モデルとなり、スタッフの能力育成を支援する役割を果たすことができた。事例検討会では、事例に関わりがあった自部署のスタッフが実践した退院支援を可視化する事をした。また、選択した事例は回復期リハビリ病棟へ転棟し退院に繋がった症例であった。自部署スタッフが患者に対して実践した退院支援が、回復期リハビリ病棟へ転棟しても活用された事がわかり、スタッフへフィードバックすることができた。事例検討会は年度内にもう一度計画されており、さらに効果的な場面になるようにスタッフと協同して計画をしていきたい。
今回の自部署での課題に対して、事例検討会を実施した。課題に対しての活動では、PDCAサイクルを実施し部署に定着することが重要である。短期間の活動にすることなく、変革理論などを用いた根拠のある手法を用いることで継続的な活動にしたい。また、自部署のスタッフの変化を捉えながら、段階の順序を考えて活動をすることも必要である。内田らは、「事例研究を用いた組織的方策は、看護師の省察 的実践を支援する組織風土を形成し、看護の質に寄与することが示唆された。」¹と述べている。今回の課題に対する活動が、部署目標である退院支援能力の向上へ繋がる様に関わりを続けていきたい。引用文献
1)内田雅子,小長谷百絵,木下幸代他:事例研究を用いた看護師育成の組織的方策の意義(省察的実践の支援に焦点をあてて),高知県立大学紀要 看護学部編 第67巻,p1-7,2017
まとめ:人材管理で判定Aを目指そう!
今回の記事では、人材管理でのレポート作成について紹介をしました。
効率的にレポートを作成して合格できる。
ファーストレベル研修を楽しく、突破していきましょう。
以上、ファーストレベル研修人材管理Ⅰでレポートの書き方(例文あり)でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
その他のレポートについてもブログ内で掲載中です!
チェックしてくださいね。
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