看護に関わるすべての方を応援する!ナースマンブログです。
ナースマンブログはファーストレベル研修を修了しました。
その経験から、ファーストレベル研修についてお伝えしています。
今回は、ファーストレベル研修の資源管理Ⅰでのレポートの書き方についてです。
資源管理を受講している方、もしくは、これから受講する方で、こんな思いありませんか?
- 資源管理って具体的にどんな内容なのかな
- 課題レポートはどんな内容がでるのかな
- 効率的にレポートを書く方法ってあるの
- 課題レポートに何書いていいかわからない
資源管理の課題レポート例題とレポート例文を載せていますので、参考にしていただけたら嬉しいです。
各教科目ごとにレポート例文を掲載していますので、他の記事も参考にしてください。
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効率的にレポート作成して、判定Aを目指そう!
ヘルスケアシステム論のレポート例文についてはこちらの記事になります。
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ヘルスケアシステム論でのレポートの書き方(例文あり)
組織管理論のレポート例文についてはこちらの記事になります。
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組織管理論でのレポートの書き方(例文あり)
人材管理論のレポート例文についてはこちらの記事になります。
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人材管理でのレポートの書き方(例文あり)
資源管理の学習内容(教育単元)
まずは、資源管理では、どういった内容の学習になるかを知りましょう。
資源管理の単元・教育内容は予め定められています。
各団体によって、研修内容・教育目標・レポートテーマは異なっています。
受講する研修プログラムやレポートテーマの参考にしてください。
経営資源と管理の基礎知識
「経営資源と管理の基礎知識」での学習する内容は、このような内容です。
- 診療・介護報酬制度の理解
- 経営指標の理解
- 看護活動の経済的効果
この学習内容の狙いとしては、診療・介護報酬制度を理解することです。看護では診療・介護報酬制度から様々な加算があります。看護における経済効果を知ることがねらいです。
また、病院や施設での、経営の指標についても理解していくことがねらいになっています。
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看護現場でも多く関わりがある「診療・介護報酬制度」の理解が大切です。
看護も大きく経営に関わっています。
それを理解することが大切です。
看護実践における情報管理
「看護実践における情報管理」での学習する内容は、このような内容です。
- 医療・看護情報の種類と特徴
- 情報管理における倫理的課題(情報リテラシー)
この学習内容の狙いとしては、看護や医療現場の情報の取扱いについて基本的な知識を学びます。
情報に対して倫理的に取り扱えるようになることも、学習のねらいです。
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看護現場は情報に溢れています。その情報を知り、管理することが大切です。
情報の取り扱い方には、様々な注意点があり、倫理的な考え方がとても大きな役割があります。
判定Aのための効率的なレポート作成のコツ
ファーストレベル研修では、それぞれの教育科目で課題レポートがあります。
判定Aを取るための効率的にレポートを作成するには、コツがあります。
- 講義からキーワードを探す
- 課題レポートの出題背景を理解する
- キーワードを織り交ぜる
- 内容(構成)を考える
- 書いたら必ず読み返す
レポートは「C」以上であることが合格条件です。
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判定Aを狙うレポート作成にはコツをつかみましょう。
こちらの記事を参考にしてください。
レポート作成のためのコツに関しては、ヘルスケアシステム論の記事を参考にしてみてください。
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ヘルスケアシステム論でのレポートの書き方(例文あり)
資源管理のレポート例文
実際に資源管理で、出題されたテーマと提出レポートを例文として掲載します。
【例文】は実際の提出レポートから編集しています。内容も事実とは異なりますので、文章の構成や内容を参考にしてください。
課題レポートは講師のよって内容は異なります。
講師が求めている出題背景をしっかりと読み解いて理解してから、レポートを作成することが重要です。
という課題レポートに対して、以下の様なレポートが例文になります。
私が所属する部署では、PNS看護方式を採用しており、日勤帯の看護業務には看護師2名で情報収集を行っている。始業後、ペアとなる2名の看護師は、それぞれが電子カルテ開き、患者情報を得られる画面を展開し情報収集を行う。その際には、患者の基本的な情報や疾患、治療情報、家族背景など個人情報をお互いに声に出しながら、情報収集をしている。この始業後の情報収集はナースステーション内で実施するルールがあり、スタッフは遵守している。看護実践の中では、声を出し合いながら、患者の情報を共有することがある。医師からの指示や検査結果、面談内容など時間経過と共に患者の情報量は多くなり、看護師間で情報共有する内容も多くなる。自部署のスタッフは、その情報を共有する際に、周りの状況を意識することができていない事が多い。病院スタッフや患者の面会人など多くの方々が利用する廊下や、大部屋の病室内で情報を共有することもある。また、声が大きい場合や、情報が第三者へ伝わってしまう可能性もある。看護師が個人情報を取り扱うことについて多くの問題を持つ現状がある。PNS方式では、ペアとなる看護師間で情報共有を行い、共通認識を持つことで、質の高い看護を提供できる。しかし自部署の現状からは、看護師が個人情報を共有する際に、守秘義務やプライバシーを守ることができていない。この問題に対して、看護師は患者の情報共有をする際には、周囲の状況を確認し、プライバシーに配慮し適切に取り扱いすることが課題である。その課題に対して、部署内でどのように個人情報が扱われているかの現状を把握することと、その現状をスタッフが認識することが対応策として考えられる。
まず、現状を把握することが必要と考える。日勤の時間帯において、ペアとなる看護師2名は患者情報を共有するのは、どの時間帯にすることが多いのか、情報共有場所はどこですることが多いのか、どんな内容の情報を共有しているのか、どのような手法で共有しているかを調査する。また、スタッフへ個人情報の取り扱いに関する学習会を提供する。学習会により、患者情報の取り扱いや根拠を学び、スタッフが情報リテラシーの意識を持ち、能力向上を部署として目指す必要がある。それにより、スタッフは個人情報の取り扱いに危機感を感じることができ、行動変容へのきっかけになると考える。スタッフの情報リテラシーの向上により、個人情報のプライバシー問題を改善したい。
以上のように、自部署における個人情報の取り扱いに関する対策をしていきたい。個人情報の取り扱いについて部署での活動だけでなく、他部署や他職種と議論をすることで、スタッフの意識変容があり、組織変革へも繋がることが考えられる。今後、病院全体での取り組みへ繋げていきたい。参考文献
1.厚生労働省:医療・介護関係事業者における 個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス,2020
2.厚生労働省:医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」に関するQ&A(事例集),2020
まとめ:資源管理で判定Aを目指そう!
今回の記事では、資源管理でのレポート作成について紹介をしました。
効率的にレポートを作成して合格できる。
ファーストレベル研修を楽しく、突破していきましょう。
以上、ファーストレベル研修の資源管理Ⅰでレポートの書き方(例文あり)でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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