新人看護師・中堅看護師・ベテラン看護師が持つべきコミュニケーション能力/対人関係の基本を押さえよう♪

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はじめまして。看護師12年目のナースマンブログです。今まで、急性期看護、手術看護、慢性期看護を経験し、現在は脳神経外科病棟で看護師をしています。看護に関わるすべての方を応援したい思いで発信をしています。皆様へ少しでもお力になれる記事になれれが嬉しいです。よろしくお願いします。

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師長、主任、先輩、後輩、新人とのコミュニケーションで困ったことはありませんか?

自分はコミュ症だな・・・

自分は人見知りだから・・・

積極的にコミュニケーションはちょっと・・・

いろんな思いがあると思います。

医療の現場ではたくさんの職種がおり、経歴や年齢もバラバラです。

コミュニケーション能力の大切さを今一度考えたいと思います。

医療者にとって、患者さんとのコミュニケーションは重要です!

患者さんは年代も幅広く、人生の大先輩たちですね。

今回は明日から使えるコミュニケーションについて紹介したいと思います☺

第一印象は見た目で決まる!

今まで出会った人で、初めて対面した時のことを覚えていますか?営業職などの方々は多くの人とである機械がありますね。飲食店やサービス業の方々もそうですね。看護師もサービス業です。

看護師も患者さんや家族など多くの人と出会います。その後のコミュニケーションを良い方向にするには見た目。つまり「視覚の印象を」大切にする必要があります。

メラビアンの法則

メラビアンの法則を聞いたことがありますか?アルバート・メラビアンというアメリカの心理学者が研究したそうです。

会った人の印象はどこで決まるか?

視覚の印象55%表情・服装・姿勢・態度・身だしなみ
聴覚の印象38%あいさつ・言葉づかい・話し方・声の大きさ
話の内容7%話をした中身

第一印象は、見た目・会った時の印象=視覚的な要素+聴覚的な要素で決まると言われています。

視覚の印象

メラビアンの法則からすると、視覚的な要素を気を付ければ、コミュニケーションを円滑に進めていくことが考えられます。

視覚の印象とは、表情・服装・姿勢・態度・身だしなみが主たる要素です。

表情に動きがなかったり、態度に変化がないとなかなか相手の思いや意図が読み取りにくいですよね。

よれよれの服装だったりすると、そこしか気になってしまいそうです!

患者さんとのコミュニケーションをよく進めていくこと、職種間とのコミュニケーションをよく進めていくことに大切なひとつは、まずは見た目を正しくすること!

特に表情と声です!

表情と声は心の内を表出します。

看護師では、身だしなみ!身だしなみ!・・・と耳にタコができるくらいに看護部から言われていませんか?それも、患者さんからの第一印象をよくすることも目的にあります。ほかにも、接遇などへの影響もあるためいろいろな要素を含んでいるため、身だしなみを良くしようとしています。

挨拶の力

挨拶していますか?私が小学生のころ、相手よりも挨拶を先にしようというスローガンがありました。

挨拶ができない人は、人間関係が良好に進まない場合があります。

挨拶は人と人を結ぶ大切で基本的なことなんです。心を込めて挨拶をすると、相手も悪い気持にはならないものです。すると自然と挨拶が返ってくるのです。

「振り子の法則」とも言われます。

挨拶が先手が大切です。世の中の大体のことは先手が勝ちといわれています。後手は不利になりやすい。何事も先手で行っていきたいものです。

あなたは読み手?聞き手?

この世には、目には見えない闇の住人たちがいる。奴らは時として・・ってフレーズわかります!?
子供のころみてた「地獄先生ぬ~べ~」懐かし~い~

脱線しました!そう!この世には「読み手」と「聞き手」という住人がいるんです。

あなたはどちらでしょうか?さらに、周囲の人たちはどちらでしょうか?

「読み手」とは、読んで理解するほうが得意なタイプです。

「聞き手」とは、聞いて理解するほうが得意なタイプです。

あなたがどちらのタイプかを把握することも大切です。それと同じくらいに相手がどちらのタイプかを把握することも大切です。

例えば、先輩看護師が「読み手」なら、文章で書いた資料を読んでもらうほうが理解が早いです。先輩看護師が「聞き手」なら口頭で説明する内容を聞いてもらうほうが理解が早いのです。

このうように相手がどちらのタイプかを知り、物事を伝えると、スムーズです!

普段の仕事で、会話の中で、資料を見ている中で、「私は読み手?聞き手?どっちかな?」っとすこし明日から意識してみてください☺

うまく伝える方法

コミュニケーションは一方通行でなく、私と相手とのキャッチボールとよく言われます。

剛速球の様な投げ方では相手はキャッチできないですよね。言葉のキャッチボールでは、相手への投げ方。つまり、伝え方がとっても大切です。

どんな投げ方をするか。どんな伝え方をするかで、相手がキャッチできるかが決まるのです。

相手に伝えるときには、コツがあります。物事には伝え方の順序があって効果を発揮します。

PREP法(プレップ法)です

①PREP法のP
  • Point
    要点
    初めに「要点」を伝えましょう

    患者さんの家族に電話します。面談の日程の変更をお願いしたいのですが、●月●日の●時はいかがでしょうか?

②PREP法のR
  • Reason
    理由
    次いで理由を伝えます

    変更の理由についてですが、主治医の外来診察の予約や手術スケジュールの調整変更が発生してしまいました。

③PREP法のE
  • Example
    例を挙げることで興味や同意を得ます

    事前の日程ですと面談時間をしっかりと確保できないことが予想されるため、ご都合が合うようでしたら、日程を変更して時間をかけて面談をさせていただきたいと思いますがどうでしょうか?

④PREP法のP
  • Point
    要点
    最後にもう一度要点を押さえます

    (日程変更が可能な場合)日程の変更にご協力ありがとうございます。では、●月●日の●時に面談を計画しますので、よろしくお願い致します。

このPREP法は小さな伝達でも大きな伝達でも使用できます。

うまく伝えることもコミュニケーションの大切なひとつです。このPREP法をぜひ明日から活用してみてください☺

言葉だけではないコミニケション

山本五十六語録というものがあります。

山本 五十六(やまもといそろく)は、大日本帝国海軍軍人でした。真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦をはじめとした歴史的にも有名な作戦を指示したことでも有名であり、アメリカと日本の実力差を熟知していたことからも最後まで戦争に反対していたとも言われる人物です。

有名な言葉があります

やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ

山本五十六 – Wikipedia

この言葉が表していること。コミュニケーションは言葉だけでなく、姿を見せることも伝わる手法になるということです。これは特に新人さんや指導する場面が連想できると思います。

まずは自分がやってみせる。姿を見せることの大切さです。新人さんに見せる姿はモデルとなります。そして、教えて、やらせてみせる。

大切なのは褒めることです。人はマイナスな面を見つけることが得意です。

新人さんの多くは自分自身でもできなかったなとかマイナス面を自分自身で感じやすいものです。

その中で大切なのが褒めることなのです。褒めることで成長を促せる。フィードバックできるのです。

コミュニケーションは言葉だけじゃないこと。これもすぐにでも使えますね☺

まとめ

明日から使えるコミュニケーションスキルについて述べました。

ぜひ明日から、今からでも使って、良いコミュニケーションをとりたいですね。

  • 第一印象は見た目で決まること
  • 聞き手と読み手、あなたはどちらのタイプ?周りの人たちはどちらのタイプ?
  • うまく伝える方法のPREP法(要点・理由・例・要点)で伝えましょう
  • 言葉だけではないコミュニケーション。姿を見せることも大切なコミュニケーションです

ぜひ、みなさんのコミュニケーション、人間関係がよくなりますように☺

一緒にたくさん勉強していきましょう☺

ありがとうございました☺

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