看護師が感じるストレスの対処法/ストレスのコントロール

ストレス対処法 看護師の悩みを解決
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はじめまして。看護師12年目のナースマンブログです。今まで、急性期看護、手術看護、慢性期看護を経験し、現在は脳神経外科病棟で看護師をしています。看護に関わるすべての方を応援したい思いで発信をしています。皆様へ少しでもお力になれる記事になれれが嬉しいです。よろしくお願いします。

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こんにちわ。ナースマンブログへようこそ☺

突然ですが、みなさんこの写真を見て、どう感じますか?

行ってみたい!綺麗だな!どこだろう?素敵な場所☺

と思う方々が多いのではないでしょうか?

しかし、綺麗とは思わない。なんとも思わない。普通の景色だな。

と思う方も中にはいるのではないでしょうか
たった1枚の写真を見るだけで、人のストレスは簡単にわかるものです。今回は、あなたはストレスに気付いているでしょうか?ストレスに気付く方法をお話したいと思います。

自分のストレスに気付くことが一番のストレス回避の方法と言えるのです。

この記事を読んでいただくことで

  • ストレスとはなにかが理解できる
  • ストレスの対処法がわかる
  • ストレスが溜まると陥りやすい罠を知ることができる

みんなで一緒にストレスと上手に生きていく生活をしていきましょう☺

ストレスとは何か

みなさんはストレスはありますか?

一体ストレスとは何なのでしょうか?ストレスは物理的・化学的・心理社会的なことから刺激を受けることを指しています。

外から与えられる力がストレッサーとなり、刺激を受けることでストレス反応となります。

ストレスといっても種類があり、内容は以下の様に分類ができます

ストレスの内容具体的な例
物理的なストレス暑さ、寒さ、騒音、混雑など
化学的なストレス公害物質、薬物、酸欠、一酸化炭素など
心理・社会的なストレス人間関係(先輩や上司、後輩などの関係)
仕事上の問題(終わりがない仕事、指示をもらったが曖昧で不安など)
家庭での問題(家族とのトラブル、思うようにいかないことなど)

日々の生活の中には、たくさんのストレッサーに触れ、ストレスを感じていることがたくさんありますね。このストレスは年齢や性別など環境が関係なく発生します。小さい子供から大人、高齢者までたくさんの人たちがストレスと共に生きていくことが必要です。

ストレスを知ることからまずは始めましょう!ストレスについて説明しました。

ストレスへの対処法とは

ストレスは大きく分けると2種類のストレスがあります。

絵で見ると真ん中にある1番小さな丸がトラウマといわれる最も強いストレスを受けることによる発生します。長いストレスの蓄積も要因となりえます。その次の丸が「内側のストレス」です。内側のストレスは自分自身の思考や思いのものです。例えば苦痛な思い、かたくなな思い、マイナス思考です。そして、外側の丸は「外側のストレス」です。外側のストレスがあなたが受けるストレスです。例えば、無視や怒られたこと、悲しいことなど多くのストレッサーがこれになります。

ストレスの対処法には、あなたの思考を修正する!これがストレスの対処法なのです。

「外側のストレス」は一方的に与えられるものが多く、自分ではコントロールが難しいです。しかし、その外側のストレスを受けて、自分がどう感じるか、どう処理をするかは、自分次第なのです。

人間はどうしても、外側のストレスをどうにかしようとする傾向があります。しかし、その外側のストレスはコントロールは難しいのです。例えば外側のストレスが上司だったとします。その上司があなたに怒らない様にするには、どんなことをするといいのでしょう?とても時間がかかり、多くのストレスを生んでしまう結果となってしまうかもしれません。そうではなく、自分自身を変化させるのです。自分自身を変えることはすぐにできます。習慣化したり、慣れていくには時間がかかりますが、意識をすると簡単にできることも多くあるはずです。すると、ストレスへの対応する力や、考え方次第でストレスの程度に変化が生まれます。まずは自分自身を変えてみること。とてもおすすめです。

これは自分自身だけではなく、ほかの人へも応用が利きます。

ストレスを受けた同僚や友人がいます。そのストレスを少しでも軽くしてあげたい。そんなときには、声をかけることをしてみましょう。まずは声をかけることが大切だと思います。そして、環境を変えることも同じくらい大切です。職場でストレスを受けた・・・ならば少し歩いて会社の玄関まで行ってみよう。ラウンジにあるソファに座りに行こう。そんな風に場所や、時間帯、景色などストレスがあった場所から離れるとより効果的です。

ストレスが溜まると陥りやすい罠とは

ぐるぐる思考、とらわれ思考、いきすぎ思考

だれもが経験する3つの思考があります。ストレスが溜まるとこうなってしまわないようにしっかりと知識を持ち、ストレスとうまく付き合いましょう。

ぐるぐる思考

ストレスや問題、不安などが続いてしまうと

「あのとき〇〇すればよかった」「あの人さえ変わってくれたらな」「明日の仕事大丈夫かな」など、気持ちが下がってしまう思いをずっと考えてしまい、ぐるぐると抜け出せない状態になることを言います

とらわれ思考

ストレスや問題、不安などが続いてしまうと

「いつも失敗してしまうな」「うなくいくわけないよ」「全然うまくいかないな」など、現実よりも過度にネガティブ思考となってしまい、その考えがなかなか払拭できな状態になることを言います。

いきすぎ思考

ストレスや問題、不安などが続いてしまうと

「全部私がわるいんだ」「ああなったのも私が原因なんだ」「迷惑になってるんだろうな」など、物事の側面が一方方向からしか見られていない。その考えから抜け出すことが難しくなってしまう状態になっています。

ストレスからの罠に引っかからないためには

ストレスからの罠には3つのタイプがあります。

その罠にかからないためにはどうしたらいいのでしょうか。ストレスに対処するためには3つの方法があります。ストレスとうまく関係を作り、自分自身をより良いものにしましょう。

考え方を工夫する

まずはストレスに対して考え方を変えましょう。やはり、自分自身を変化させること。これが一番の近道です。ストレスに対して、捉え方、考え方を少しでも変化させると、ストレスの程度や強度が変化します。

行動を工夫する

行動を工夫すること。これが最も重要です。ストレスを受けたら、行動を変えましょう。いつもと違うところへ行く。運動する。気分転換に飲み物を飲む。どんなことでもいいんです。少しの変化がストレスを緩和してくれるのです。

リラクゼーションをする

そして、リラクゼーションです。これは、ストレス発散といってもいいですね。ストレス反応に対して、お休みに出かける。没頭できることをする。趣味の時間や、大切な人との時間を作る。人それぞれでリラクゼーションをすることがとても大切です。

まとめ

今回の記事ではストレスの対処法について述べました。

  • ストレッサーとは何か?まずはストレスを知ること
  • ストレスへの対処法を知ること
  • ストレスが溜まると陥りやすい罠を知ること
  • ストレスからの罠にかからない方法を知ること

ストレスは日々そばにいます。そのストレスをうまく乗り越えることにより、自分自身が成長することができると信じています。そして、その力は誰もが持っており、少しずつでも変化を起こすことができます。時間がかかっても、すぐにできなくても、ストレスに正しく向き合うことを考えることが大きな一歩であると思います。ストレスとうまく関係を作れるようにしたいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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