看護師で何を勉強していいかわからない、入職前に勉強したい、配属部署が決まったけどおすすめの参考書どれかわからない!っという不安や困ったことはありませんか?
ナースマンブログでは、新人ナースに向けて、様々な分野の参考書をポイントや特徴をまとめて傷害しています。新人看護師、先輩看護師、看護学生にもおすすめの本はこれで決まりです!
看護師歴12年目、急性期病棟、慢性期病棟、手術室を経験したナースマンブログが厳選した参考書を紹介しています。実際に内容を把握している本もあるため、失敗しない本を厳選しました。
新人看護師のおすすめ本です。看護の知識を学習して、新人看護師のスタートをしっかりと固めましょう!
看護師におすすめの本 新人看護師から中堅看護師、ベテランまで
すべての看護師へおすすめです。看護師として基本となる看護技術に関する内容の参考書になります。どんな部署へ配属されたとしても、基本は共通することは看護技術です。実践の現場で活かせる参考書になっています。
根拠と事故防止からみた 基礎・臨床看護技術 第3版
このテキストは当院の新人看護教育でも使用されています。
看護技術に特化しており、個人で購入するとなると値段も高いため、病院や部署で購入されていると、とてもうれしい本です。
3版が出版されていることも、人気がある理由です。また、学生の到達目標も関連して記載されていることも、学生さんへもおススメできます。学生さんへもおススメできると同時に、臨床での学生指導される先生方へも非常に参考になる内容になっています。
看護がみえる
看護がみえるシリーズは、とても有名な参考書ですね。これは学生時代から使用している方も多いのではないでしょうか。それぞれの分野で詳しく内容が記載されています。
特にこの参考書のいいところは、イラストや図表が見やすいところです!目で見て覚えやすい、印象に残りやすいという点が、とても良い!
基礎 看護技術ガイド
この「基礎看護技術ガイド」は写真が多いことが特徴です。写真を見ることで、看護技術がイメージできることで、自分の看護技術で修正した方がいいところ、自分と異なる点が発見しやすいです。
また、技術のポイントもしっかりと記載されているもとも、とてもうれしい点ですね。
看護学校の基礎看護技術のサブ教科書としても活用されています。
どの参考書も、失敗しない本です。いろいろな参考書を読むことが確実な知識と技術に結びつくことになりますが、お金もかかるので、どれか1冊に絞ることがおススメです。
脳神経外科に配属となった看護師におすすめの本
脳神経外科への配属になる新人看護師さんにおすすめの本を紹介します。脳神経外科の病棟以外にも、救急外来や、ICUなど幅広く使える知識となります。脳血管疾患は増加している傾向もあり、看護師として学んでおきたい領域ですね。
私も、脳神経外科へ配属されており、参考書はとても役に立ち、臨床の現場でも多くのことが使えます。脳神経外科の新人看護師さんへおすすめの参考書を見てみましょう。
かんテキ 脳神経 患者がみえる新しい「病気の教科書」はイラストがとっても見やすいです。そして、説明分も、患者さんや家族への説明に使えるような優しい内容で書かれています。「ヤバサイン」という内容があり、医師への報告や先輩ナースへの報告の症状なども一緒に勉強できる点もとても良いです。新人看護師へのプリセプターさんへもおすすめの参考書です。
NEWはじめての脳神経外科看護 “なぜ”からわかる、ずっと使える!はイラストや写真が使われており、内容が見やすい点がいいですね!カラー写真を使われていることも大きなメリットです。そして、根拠記載されており理解力が深まります。根拠を知ることで、記憶に残りやくなります。脳神経外科の新人看護師さんへ苦手と感じさせない様な本です。
脳神経外科の新人看護師へおすすめの参考書でした。専門領域の内容がのっているため、専門性の高い知識の獲得へ繋がります。1年目の新人看護師としても、しっかりと勉強しておきたい内容を、この参考書でカバーしていきましょう。
耳鼻咽喉科に配属となった看護師におすすめの本
耳鼻咽喉科では、専門性が高い領域です。病院の規模や医師の数によっても、扱う症例が異なるため、専門性が高い部署や病院にお勤めの方は、専門性が高い参考書が良いでしょう。
新人看護師で、耳鼻咽喉科の患者さんとも関わりがある新人ナースとして、押さえておきたい参考書をご紹介します。
耳鼻科ナースのギモン
この「耳鼻科ナースのギモン」は、耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の看護師が、日ごろの業務で抱く、疑問を幅広く集て、それに答えることで解決できる1冊となっています。なので、耳鼻科ナースとしての入門書にぴったりです。耳鼻咽喉科の内容を広く手早く入手することができます。
耳鼻咽喉科 看護のキホン
こちらも耳鼻咽喉科ナースにとっても基本の参考書です。この参考書の内容には、患者さんが困っていること、患者さんへのケアに関して記載があります。これらは、看護師の目線で記載されていることから、実際の患者さんへのケアにすぐに使うことができます。この参考書から、要点を学ぶことですぐに臨床の現場で活用することができます。
耳鼻咽喉科のおすすめ参考書でした。新人看護師としては、多くの知識を広く知るために、参考書を活用することが大切です。参考書を使って、即戦力のある看護ケアを学びましょう。
消化器外科に配属トとなった看護師におすすめの本
消化器外科の新人看護師は急性期の看護ですね。周手術期への看護をはじめとして、入院から手術前後、退院までの経過をしっかりと看護の視点からサポート、ケアをしていかなくてはなりません。そのための観察力やフィジカルアセスメント能力はとても重要となります。消化器外科は多くの術式があり、その手術の知識も必要です。疾患の知識ももちろんです。どんなことも、ステップを一つずつ上がることが重要です。
消化器外科の新人ナースおすすめ参考書を見て、一つずつ勉強することが最も近道です!頑張りましょう!
先輩ナースが書いた消化器外科ノート
この「先輩ナースが書いた消化器外科ノート」は実際の臨床から生まれた参考書です。先輩看護師である久保看護師が、臨床現場の疑問を根拠も持って記載しています。現在も、消化器外科看護師の方へもおすすめの参考書です。いつもやっていた看護の根拠や理由がわかると、モチベーションも知識もグッとアップするそんな参考書になっています。
術前術後ケア ポイント80
周術期の看護を、術前と術後でまとめたのがこの参考書です。消化器外科、胸部外科、婦人科、泌尿器科の術式にも焦点を当てていることから、新人看護師へおすすめです。また、もう一度やり直したい、今さら聞けないと感じている看護師へもとても参考になります。一般病棟や混合病棟にとても重宝する参考書です。
消化器外科の新人看護師は多くの事を学ぶ必要性があります。参考書を活用して、一つずつステップアップすることで、確実性のある知識を身に着けることができます。参考書を活用して、急性期の看護をしっかりと勉強していきましょう。
消化器内科に配属となった看護師におすすめの本
消化器内科では内視鏡での治療が主となる治療です。疾患への知識も多く必要ですり、治療方法の略語なども多くなる領域です。疾患への治療では、抗がん剤や薬剤の知識も必要です。ターミナル期の患者さん、家族への看護も、とても重要ですね。新人看護師へのおすすめ本はこちらです。
消化器ナーシング
消化器ナーシングは月刊雑誌のひとつです。様々な看護雑誌がある中で、このシリーズをおすすめするには、定期購読制度があることです。定期購読を選択すると、月ごとに雑誌が送られてきます。毎月新しい知識を手に入れられることはとてもメリットです。また、イラストや写真が多いのも特徴です。医師が監修している内容も含まれていたり、消化器だけでなく、幅広い看護の知識を見ることができます。
知識をギュッ! がん薬物療法のキホンとマネジメント 困ったときに絶対役立つお守り本
次におすすめする参考書はがんの薬物療法の参考書です。がん治療は、医療技術の進歩と共に日進月歩です。どんどん新しいことが生まれています。新人看護では、できるだけ最新の治療を知ることが大切です。そして、それに伴う看護についても勉強が必要です。基本的な内容を押さえるにはもってこいの1冊です。
循環器配属となった看護師におすすめの本
循環器の新人ナースにとって、まず大切なのは心電図ですね。心電図をしっかりと見ようとする思いが、まず第一歩です。基本を押さえてから、ステップをあがることが大切です。
心電図については、臨床の現場で多く触れる機会があります。つまり、勉強できる場面はたくさんあるからこそ、しっかりと学習をして臨みましょう!
これならわかる! 心電図の読み方 ~モニターから12誘導まで~ (ナースのための基礎BOOK)
この参考書の内容は、オールカラーで図解とマンガで波形の特徴や読み方がとても分かりやすい。なぜこのうような波形が出てくるかという根拠と原因なども一緒に掲載されています。そして、その後に治療についても学ぶことができます。多くの事を紐づけて学ぶことができます。
かんテキ 循環器: 患者がみえる新しい「病気の教科書」
こちらは「かんテキ」シリーズです。脳神経外科の新人ナースにおすすめの本でも紹介しました。循環器の領域では、心不全患者への指導が重要な課題になっています。患者への指導により、心不全のコントロールを良好にして、再入院率を低下させる。というように患者指導が重要な看護になっています。この参考書では、患者の目線もあり、臨床現場で参考なる内容が多くあります。内容のイラストや図表もわかりやすく、内容がスッと入ってくるのもおすすめの本です。
呼吸器内科に配属となった新人看護師におすすめの本
呼吸器の新人看護師へおすすめの本は、こちらで紹介をしています。呼吸器は呼吸器内科やICU,多くの急性期の部署で活用できます。呼吸に関するフィジカルアセスメントを含めたら、看護師のすべてがおさえておくべき内容と言っても過言ではありません。呼吸器が得意な看護師は、どんな状況でも応用が利きます。様々な疾患へ対応する能力も高くなることから、多くの場面で活躍できます。呼吸器の基礎を押さえていきましょう!
世界でいちばん愉快に人工呼吸管理がわかる本
この本の発売は古く2013年になります。しかし、内容は非常にわかりやすく、読みやすい内容になっています。マンガのイラストがあり、内容も読みやすく作ってあり、呼吸器の新人看護師へもおすすめです。人工呼吸器となると苦手になる方も、参考にしてほしい参考書です。
本当に大切なことが1冊でわかる呼吸器/さいたま赤十字病院看護部
こちらの参考書の大きな特徴は2冊セットです!本体&ミニブックの2冊セットになっており、本体は家での学習用に。ミニブックはポケットに入れて活用できる内容になっています。看護roo!との共同で開発されており、内容も現場を重視した内容です。基本の解剖生理学から、実際の治療や看護へ展開できる内容になっています。
産婦人科に配属となった新人看護師におすすめの本
産婦人科はとても特殊な領域です。看護師と助産師が協力しています。助産師の強みを生かしながら、看護師と力を合わせて看護を提供する。命の誕生と婦人科疾患から命の大切さを知る現場です。助産師には専門の知識と技術が必要で、新人看護師の中にも、助産師を目指している方もいるのではないでしょうか。職場の先輩に助産師がいますので、参考書とポイントをアドバイスいただけましたので、ご紹介します。産婦人科疾患は得意ですが、助産師の領域はド素人です汗。
周産期のガイドライン深掘りドリル200問 難易度別助産ケア&最新エビデンスが満載 助産力アップ! オールカラー
この参考書には、すぐに実践できる先輩助産師のケアが紹介されています。ドリルとなっており、知識を確実に取得したい方におすすめです。新人助産師へもおすすめの本となっています。周産期をメインに内容を学習することができます。
こちらの参考書は、婦人科での診察や処置、関連する検査、婦人科疾患、疾患別の治療のポイントなどを基本から記載してあります。まずは基本を押さえることができるため、入門書としておすすめです。婦人科疾患の内容もあるため婦人科疾患の関連する部署へ配属となる新人看護師へおすすめの本です。患者さんへの声かけや臨床現場で使える内容も含まれているのも良いポイントです。
小児科に配属となった看護師におすすめの本
小児科では、患児と家族である親御さんとの関わりがとても大切です。特にプレパレーションなどでも多くの技術と知識があり、経験値として先輩看護師が大きな役割を持っています。新人看護師として、多くの事を学ぶことが重要であり、患児の心のケアを含めて重要な領域です。そんな小児科の新人ナースへの参考書をご紹介します。
ナースのミカタ小児看護 知っておきたい53の疾患
この参考書は、疑問に応えながらの解説があり、臨床と知識が結びつきやすい内容になっています。小児科の新人看護師がおさえるべき疾患を網羅しており、知識の基礎になります。また表紙とは裏腹に、イラストが多く、理解しやすいのも大きな特徴です。
新訂第2版 写真でわかる小児看護技術 アドバンス 小児看護に必要な臨床技術を中心に
こちらの参考書は写真が多く使用されており、小児科領域の基本的な看護技術が学ぶことができます。内容としては易しいことから、看護学生へも参考になる内容です。
手術室へ配属となった看護師におすすめの本
手術室に配属された新人看護師は、多くの知識が必要です。しかし、最初からすべてを理解できる人などいないのです。まずはしっかりと基本を学ぶことが大切です。特に手術室では、基本がすべての分野に生かすことができます。また、しっかりと知識の階段を歩むことで、医師ともディスカッションできるような知識を身に着けることも可能です。手術室の新人ナースは、長い目で見ると多くの看護領域に影響する知識を身に着けることができるのが魅力です。まずは新人オペナースは、基礎をしっかりとみつけていきましょう。おすすめの参考書はこちらです。
オペナーシング
手術室の新人看護師へおすすめの本はこちらです。月刊オペナーシングです。月刊であることがうれしいです!このオペナーシングは4月号では、手術室新人看護師の特集を掲載してくれます。そのため、定期購読でなくても、狙った月刊だけ購入して勉強してもいいのです!新人看護師向けに内容を凝縮してくれています。そのため、すぐに仕事に生かすことができます!また、このオペナーシングは、手術室で働く看護師の意見を反映しています。モニター制度といって、定期購読者へアンケートを行い、内容や取り扱ってほしい領域などを調査して、記事に反映してくれています。すごいんです!オペナーシングは!私も手術室での配属の時には、定期購読をしていました。
手術室に限らない様々な内容が毎月掲載されているため知識の深まりもあります。
先輩ナースが書いた手術看護ノート
この参考書も、手術室の新人ナースへおすすめの参考書です。実際の手術室の看護師から生まれた参考書なので、現場で発生した疑問や声を反映しています。内容もイラストが多くあり、見やすさも大きなポイントになっています。イラストがそのまま頭に入ってくるため、すごく記憶に残りやすいです。
看護師へおすすめの本 まとめ
看護師へおすすめの本、参考書をご紹介しました。
新人看護師として就職前に学習することは、心の準備になりますし、大きな力になることは間違いありません!しかし、無理をせずにゆっくりとしたペースでも構いません。自分のスピードで勉強していきましょう
中堅看護師も学習を重ねることでキャリアップへ繋がります。
新しい参考書でやる気もアップします☺
新人看護師へ向けて関連する記事を作成しております。ぜひあわせてお読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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