【ファーストレベル研修のレポート】質管理でのレポートの書き方(例文あり)【ファーストレベル研修のレポート】

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はじめまして。看護師12年目のナースマンブログです。今まで、急性期看護、手術看護、慢性期看護を経験し、現在は脳神経外科病棟で看護師をしています。看護に関わるすべての方を応援したい思いで発信をしています。皆様へ少しでもお力になれる記事になれれが嬉しいです。よろしくお願いします。

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看護に関わるすべての方を応援する!ナースマンブログです。

ナースマンブログはファーストレベル研修を修了しました。

その経験から、ファーストレベル研修についてお伝えしています。

今回は、ファーストレベル研修の資源管理Ⅰでのレポートの書き方についてです。

資源管理を受講している方、もしくは、これから受講する方で、こんな思いありませんか?

  • 質管理って何を学ぶの?
  • 課題レポートが気になる!
  • 効率的にレポートを書く方法を知りたい!
  • 課題レポートの参考例文が欲しい!

質管理の課題レポート例題とレポート例文を載せていますので、参考にしていただけたら嬉しいです。

各教科目ごとにレポート例文を掲載していますので、他の記事も参考にしてください。

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効率的にレポート作成して、判定Aを目指そう!

持っておきたい参考書

質管理の学習内容(教育単元)

まずは、質管理では、どういった内容の学習になるかを知りましょう。

質管理の単元・教育内容は予め定められています。

質管理の教育単元
  1. 看護サービスの質管理

各団体によって、研修内容・教育目標・レポートテーマは異なっています。
受講する研修プログラムやレポートテーマの参考にしてください。

看護サービスの質管理

「看護サービスの質管理」での学習する内容は、このような内容です。

  1. サービスの基本概念
  2. 看護サービスの質評価と改善
  3. 看護サービスの安全管理
  4. 看護サービスと記録

この学習内容の狙いとしては、看護サービスの基本を学びます。

看護サービスの基本って・・・新人看護師が習うことじゃないかって思いますよね。

この質管理で学ぶ「看護サービス」は管理者として学ぶべき内容です。

患者さんに提供するべき看護サービスの質を管理するためです。

これが学習のねらいです。

質管理ではサービスの在り方を高いレベルで学習することができます。

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看護サービスを管理することを学びます。

サービスについての認識が変わります!

判定Aのための効率的なレポート作成のコツ

ファーストレベル研修では、それぞれの教育科目で課題レポートがあります。

判定Aを取るための効率的にレポートを作成するには、コツがあります。

  1. 講義からキーワードを探す
  2. 課題レポートの出題背景を理解する
  3. キーワードを織り交ぜる
  4. 内容(構成)を考える
  5. 書いたら必ず読み返す

レポートは「C」以上であることが合格条件です。

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判定Aを狙うレポート作成にはコツをつかみましょう。

こちらの記事を参考にしてください。

レポート作成のためのコツに関しては、ヘルスケアシステム論の記事を参考にしてみてください。

質管理のレポート例文

実際に質管理で、出題されたテーマと提出レポートを例文として掲載します。

【例文】は実際の提出レポートから編集しています。内容も事実とは異なりますので、文章の構成や内容を参考にしてください。

課題レポートは講師のよって内容は異なります。

講師が求めている出題背景をしっかりと読み解いて理解してから、レポートを作成することが重要です。

課題レポートのテーマ
  1. 看護サービスの質向上に対しての課題を考えてください。
  2. 考えた課題を達成するのための改善や取り組みを考案してください。

という課題レポートに対して、以下の様なレポートが例文になります。

 私が所属する病棟では、脳神経外科を主としている。脳神経外科での急性期疾患によって、手術加療を目的に入院される患者が多い。脳神経外科の周術期患者において、術後ドレーンの自己抜去予防のためにミトン型手袋や抑制帯を使用する事が多い特徴が挙げられる。自部署では、身体抑制の開始時や評価時には医療チームでカンファレンスする習慣がなく、個人の判断で身体拘束が決定されてしまうことがある。身体拘束をしている患者は、毎日身体拘束に関する評価をしているが、身体拘束が解除される事は少なく、継続されている現状がある。看護職の倫理綱領が示すように、身体拘束は基本的人権や人間の尊厳を守ることを妨げる行為である。そういった現状の中で自部署のあるべき姿は、身体拘束に対して自部署のスタッフが共通した認識を持ち、取り組みをすることである。身体拘束に関して議論がされることなく、個人の判断で身体拘束が実施されていることが問題である。課題には、スタッフが身体拘束に対して3原則を基本にした共通の認識を持ち、カンファレンスで検討する取り組みができるとした。課題達成のために、まず自部署の身体拘束の現状を調査し把握することが必要である。また、身体拘束の共有の認識を持つために、アセスメントツールを作成し、カンファレンスへ活用することを活動としたい。
 課題に対して、まず初期段階の活動として、脳神経外科患者の身体拘束についての現状把握を実施し、スタッフが身体拘束をどう認識しているかを明らかにする。さらに、身体拘束実施率と、身体拘束同意書の取得率を調査したい。そして、自部署のスタッフが身体拘束とは何かを明確に理解しているかどうか。また、身体拘束がいけない理由を理解しているかを調査する。次に、自部署スタッフが身体拘束について、知識を持つための取り組みが必要である。そのためには、身体拘束に関する学習会の開催をする。さらに、身体拘束への意識を高めるために、身体拘束となる具体的な行為を、毎日の朝礼で周知したり、掲示物を活用するとこで、スタッフが身体拘束を自然と意識できるような環境を作りたい。目にしたり、耳にしたりすることで次第にスタッフの心が変化することに繋がることが期待される。中期の段階では、身体拘束のアセスメントツールを作成し、活用する。アセスメントツールを用いてカンファレンスを実施する。脳神経外科患者の術後ドレーンに対して、チューブ類の疼痛評価、チューブ類の必要性を認識しているか等を内容に入れたアセスメントツールを作成する。アセスメントツールを活用により、身体拘束に対して統一した評価と判断が可能となる。そして、そのアセスメントツールを用いて、身体拘束の必要性をチームでカンファレンスをする。PDCAサイクルを実施し、長期段階でも活動が定着していくことを目標としたい。この取り組みが習慣化し定着することにより、身体拘束に対する組織文化構築に繋がり、質の向上へと結びつくと考える。
 身体拘束に対しての取り組みの実践により、自部署の身体拘束に関する問題は改善していくと考える。スタッフが身体拘束の共通した認識を持ち、取り組みを日々実践することであるべき姿へ近づくことができ、看護の質向上に繋がる。自部署での活動を起点として、他部署へも影響を与える活動をしたい。病院全体として身体拘束の認識を持つことで、多職種が参加することができ、カンファレンスが開催されやすい環境へと変化できると考える。
参考文献
1.日本看護倫理学会:医療や看護を受ける高齢者の尊厳を守るためのガイドライン,2015
2.日本看護倫理学会:身体拘束予防ガイドライン,2015

まとめ:質管理で判定Aを目指そう!

今回の記事では、質管理でのレポート作成について紹介をしました。

効率的にレポートを作成して合格できる。

ファーストレベル研修を楽しく、突破していきましょう。

以上、ファーストレベル研修人材管理Ⅰでレポートの書き方(例文あり)でした。

持っておきたい参考書

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

その他のレポートについても、ブログ内で公開しています。

参考にしてくださいね。

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