新人看護師が先輩・プリセプターから好かれる方法

新人看護師が好かれる方法 看護師の悩みを解決
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はじめまして。看護師12年目のナースマンブログです。今まで、急性期看護、手術看護、慢性期看護を経験し、現在は脳神経外科病棟で看護師をしています。看護に関わるすべての方を応援したい思いで発信をしています。皆様へ少しでもお力になれる記事になれれが嬉しいです。よろしくお願いします。

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新人看護師さんは、入職する前や入職後に、こんな不安が多いと思います。

新人看護師
新人看護師

入職するけど、人間関係が心配…

先輩と仲良くできるかな…

プリセプターとうまくやれるかな

新人看護師
新人看護師

社会人初めてだし、不安だ~

指導者は優しい人がいいな~

新人看護師には、年間の指導者担当がいます。さらに、部署の先輩看護師など、指導や教育には多くのセンパイが関わるのです。

先輩看護師やプリセプターとの関係性はとても重要です。
誰しも、好かれている方がいいと思います。

そんな不安や悩みを、今回の記事では解説をしています。

ナースマンブログでは看護師歴12年です。新人看護師の育成や教育研修の委員を担当しています。

今回の記事では、新人看護師が先輩看護師やプリセプターから好かれる方法をお伝えしています。この記事を読むことで、配属部署での人間関係の作り方や新人看護師としての姿勢がわかります。

人間関係を作るには、初めが大切です。すでに人間関係に困っている人や、新しい関わりが始まる人もぜひ参考にしてみてください。

なぜ好かれるといいの?好かれるメリットはどんな事?

新人看護師として、入職後は先輩看護師やプリセプターの指導者とペアになります。

先輩看護師やプリセプターと良い関係を築くことは、とても重要で、メリットがたくさんあります。

具体的には以下の4つがメリットです。

  • 仕事が楽しくなる
  • 相談がしやすくなる
  • 教えてくれるチャンスが生まれる
  • 自分の意見を聞いてもらえる

仕事が楽しくなる♪

先輩看護師やプリセプターとの関係が良いことで、仕事が次第に楽しいと感じることができます。
どうして楽しくなるのでしょうか。先輩や指導者が同じ看護を実践する仲間になるからです。
徐々に関係を作り、お互いが信頼関係を感じることができれば楽しさが生まれ
てきます。

新人看護師として、入職したばかりの頃には、指導ばかりでおもしろくないかもしれません。

けれど、先輩看護師やプリセプターから好かれることで、信頼関係へと繋がっていきます。

仕事を楽しくするためにも、仲良く、信頼関係を築くことは大切です。

相談しやすくなる♪

先輩看護師やプリセプターとの関係が良いことで、いろいろな事が相談できます。

検査の内容や処置に必要な物品など、疑問や不安をすぐに声に出して相談できると、とってもいいですよね。

そんな風に声を出すことができる関係にあることは、新人看護師にとって大きな成長に繋がります。

関係が深くなれば、仕事以外にもいろいろな相談や話ができることにも繋がりますね。

教えてくれるチャンスがある

先輩看護師やプリセプターとの関係が良いことで、教えてくれるチャンス(機会)が増えます。

先輩看護師やプリセプターと仲が良く、信頼関係も良いと、多くの事を教えてくれます。なぜかと言うと。先輩看護師やプリセプターは新人看護師の成長を願っているからです。

先輩Ns<br>プリセプター
先輩Ns
プリセプター

あ!新人のナースマンさん!

この前参加した勉強会の資料あるから、見てみなよ~♪

新人<br>看護師
新人
看護師

えー!いいんですか!?

ありがとうございます

こんな風に、いろいろな情報を与えてくれるでしょう。

頻度が少ない検査や処置なども声をかけてくれたりします。こういった先輩看護師やプリセプターの行動は新人看護師にとって大きな力になるのです。

自分の意見を聞いてもらえる

先輩看護師やプリセプターとの関係が良いことで、新人看護師の意見をしっかりと聞いてくれます。

先輩看護師・プリセプターへ自分の意見が言えることは自分自身が働きやすくなることに繋がります。

自分の意見が聞いてもらえることで、自分自身がメンバーと認められ、意見が尊重されていることの証です。

新人<br>看護師
新人
看護師

先輩!私、夕方になるといつも電子カルテ空いてなくて記録できないんです…

先輩<br>看護師
先輩
看護師

新人だと遠慮しちゃうよね…電子カルテ増やせないか師長に聞いてみるね!

先輩看護師やプリセプターから好かれ、よい関係性が生まれることで多くのメリットがあることをお伝えしました。

先輩・プリセプターから好かれる新人看護師の特徴と行動

先輩看護師やプリセプターから好かれる新人看護師とは、どんな特徴や行動が良いのでしょう?

特別な新人看護師ではないんです。これから説明するポイントを知れば誰もがなれます。

  1. あいさつと自己紹介ができる
  2. 人の話をしっかりと聞ける
  3. メモをとることができる
  4. 言葉遣いがちゃんとできる
  5. 積極的な姿勢がある
  6. わからないことを聞ける

この6つのポイントが大切です。

順番に確認していきましょう。

あいさつと自己紹介ができる

あいさつは積極的にしましょう。挨拶は相手よりも先に声をかける事でより効果を発揮しますよ。

挨拶されて「嫌だな」と思う人はいません。

先輩看護師やプリセプターを見かけたら、相手よりも先に「おはようございます」「お疲れ様です」「今日も1日指導お願いします」など声をかけましょう。

新人看護師さんは多くの場面であいさつをします。自己紹介も含めてしっかりと挨拶ができるようにしましょう。
例文付きで解説をしていますので、こちらの記事も参考してください

人の話をしっかりと聞ける

先輩看護師やプリセプターの話をしっかりと聞けることは、好かれます。
さらに、良い関係性に繋がります。

何かを作業しながら話を聞いたり、話をしている相手を見ないなど、話を聞いていない態度は避けましょう。

話をしている相手を方を見て、頷きながら聞いたりすると良い印象を与えることができます。頷くだけでも効果は大きいですよ。

「話を聞いているな」と相手が感じる態度がとても大切です。

メモがとれる

「人の話をしっかり聞ける」と一緒に、メモがとれるとより良いです。

ナースマンブログとしては、メモがとれるの方が重要であると考えます。

新人看護師はたくさんの事を毎日教えられます。1日の終わりに、教えてもらった事すべてを思い出すことはできないと思います。

だからこそ、メモがとても重要なのです。

先輩看護師やプリセプターは、指導をしながら、「メモしてるからしっかり聞いているな」「メモしているから振り返りできるな」
と、観察しています。

メモを取ることで「話を聞いている」という印象を与えることができるのです。

メモをすることは、指導された内容を振り返ることができます。
自分自身にも大きなメリットになります。

新人看護師には必需品のメモ帳です。新人看護師が準備する物や必需品については、こちらの記事も参考にしてください。

言葉遣いがちゃんとできる

新人看護師の指導を担当する先輩看護師やプリセプターは比較的若い世代から中堅世代になることが多いです。

新人看護師から見たら、5年から10年程度年齢が上となると思います。

敬語をきちんと使うことも大切なポイントです。

患者さんや、師長など上司とも話をする機会は多くあります。しっかりとした言葉を使えるようにしましょう。

きちんとした言葉は、看護師としてだけでなく、社会人としても成長に繋がります。

地方では方言が出てしまうこともあるでしょう。方言を使うことで親近感が生まれます。場面を考えてうまく使いことが大切です。

積極的な姿勢がある

積極的な姿勢とは、つまり前向きに考えたり、プラス思考となることです。

新人看護師として、学ぶ姿勢に積極的な姿を先輩看護師やプリセプターに見せることで、好かれ、良い関係を築くきっかけになります。

積極的な姿勢は苦手と思う方が多いと思います。

そのため、「自分ができる積極的な姿」を見せることが大切です。

例えば…

  • ノートに疾患をまとめたので見てほしい。
  • 先日指導された内容をもう一度教えてほしい。
  • 来週、担当する手術について何を勉強してきたらいいか確認したい。

質問やもう一度教えてほしいなどはハードルが低いので、ぜひトライしてくみて下さい。
勉強したり、頑張っているところを、先輩看護師やプリセプターにしっかりと見せることも大切ですよ。

わからないことを聞ける

先輩看護師やプリセプターから、指導や説明を受けているとき。

わからなかった事、質問ができることがとても大切です。

新人看護師から質問がない場合には、そこで指導は終わってしまいます。

わからないことや質問をすることで、追加の知識や指導をしてくれる可能性があるのです。

さらに、わからないことや質問をすることは積極的な姿をアピールできます。

この場合、自分で後から調べよう…と考えるのは非効率です。

自分で調べると時間がかかります。質問して指導をしてもらえれば、追加の情報ももらえるかもしれません。質問はとても大きなメリットがあります。

先輩・プリセプターとうまく関わって人間関係を築く方法

先輩看護師やプリセプターとうまく関係をしていく事でたくさんのメリットが生まれます。

うまく関係を作るにはコツがあります。

そのコツを紹介しますね。コツは

  1. よく観察ができる
  2. コミュニケーションを自らとれる
  3. 話を聞くことができる
  4. 気づきを伝えることができる
  5. 小さな質問ができる
  6. 仲良くしなきゃと思わない

よく観察できる

先輩看護師やプリセプターをよく観察しましょう。

大切なのは、話かけるときのタイミングをしっかりと見極めることです。忙しいときや取り込み中の時には声をかけない方が良いでしょう。

落ち着いているときや座って記録をしているときなど、状況を見て声をかけましょう。

声かけする時には、一言添えましょう。
「今お話ししてもいいですか?」と声をかけるといいですよ。

また、患者さんとのやり取りや医師との会話、質問方法や報告方法などを観察することでお手本となり、マネすることができます。

コミュニケーションを自らとれる

コミュニケーションを自分からとれることも大切です。

話をしたり、コミュニケーションをとることに受け身であったりすると、関係つくりはなかなか進みません。

あいさつ、質問、相談など自分から声をかけることで関係性が広がります。

先輩・プリセプターの話をうまく聞く

話をうまく聞くことができると関係を良好につくることができます。

話を聞くときにはしっかりと、相手の方を向いて聞きましょう。

相手の伝えたとい内容をしっかりと理解することができると、相手も大きな満足感を感じます。

気づきをうまく伝える

指導した内容、教えてもらった内容から気づいたことを伝えましょう。

これは内容の確認でもいいんです。

指導が終わったら、「だから〇〇するんですね」とか。「これをすることで〇〇に繋がるんですね」などです。

こういった気づきを伝えることで、内容を理解していることをアピールできます。さらに、自分も理解が深まります。

小さな質問ができる

先輩看護師やプリセプターとは1日行動を共にして指導があります。

1日の中で1個だけでも質問をしましょう。

質問することで、積極性や意欲的な面をアピールすることができます。また、質問することでより深い考えに発展します。

質問は、新人看護師にとっても、指導する先輩看護師にとっても、とても良いメリットがあります。
ぜひ質問をしていきましょう。

仲良くしなきゃと思わないこと

先輩看護師やプリセプターとの関係つくりを焦らないことが大切です。

学生時代もそうだったと思います。

人と関係を築き上げるには時間が必要です。
少しずつ少しずつ信頼関係を積み重ねていくことが大切です。

「早く仲良くならないと」「よく見られたい」と思うばかりになってはいけないのです。

今回、紹介したコツを少しずつ実施することが1番の近道です。

人間関係がつらくなった時に乗り越える方法

人と人は分かり合うことができますが、場合によっては人間関係がうまくいかないことや、変化することもあります。

人間関係がうまくいかないときには、どうしたらいいでしょうか。

うまくいかないときにはこういったこ事を実践してみてください。きっとヒントになります。

上司に相談する

上司となる師長や主任、係長などに相談してみましょう。

新人看護師さんへは月に1回程度の面談が指導プログラムで計画されていることが多いです。

困っていることを少しでも声に出して言うことができると状況は変化しやすくなります。

部署異動を考える

上司に相談が必要となりますが、部署を変更することは有効です。

実際に看護現場でもよくあることです。

人間関係だけでなく、多くの理由で部署異動という方法は使われています。

  • 夜勤が合わず外来業務へ
  • 子供が小さいため夜勤がない部署へ

人間関係がうまくいかなかった場合でも、部署異動の方法は有効となることが多いです。

笑顔・あいさつ・感謝の言葉を使う

すぐにできる方法として「笑顔」「あいさつ」「感謝の言葉」を意識して使うことができます。

こういったプラス思考の発言を増やすことで自分の意識や心を変化することができます。
すると、ストレスの軽減が期待できます。

ムリはしてはいけませんが、自分への変化をもたらす方法です。

ネガティブな態度や言葉を減らす

ネガティブな態度を少なくすること、ネガティブな言葉を使わない様にすることも、自分への変化をもたらします。

マイナスな態度や言葉が少なくなるだけでも心の変化はあります。ポジティブな意識が大切です。

周りの人たちの同じ感情を持つ必要はなく、自分自身の思いを大切にする方法です。

報・連・相を丁寧にする

人間関係がうまくいかない場合には、口数が少なくなりがちです。

そんな時にこそ、言葉というコミュニケーションをしっかりとするといいです。

報告・連絡・相談をいつもよりも丁寧にする。

言葉を増やしてわかりやすく伝えたり、言葉だけでなく、文字や状況なども加えて報告や連絡をする。些細なことでも、相談をしてみる。

自分の心がすこしでも表現することができるので、良い方法です。

相手を尊重する

相手を尊重することも大切です。

相手の考え方や思いに対して、しっかりと意識を向けて受け入れることで、自分自身が大きな心を持てます。

自分と違う相手の考えをしっかりと認めることが大切です。

周りから信頼される言葉を心がける

人間関係に大切な要素として、信頼があります。

信頼関係を作るには時間が必要です。

信頼は言葉として表現されます。周囲の人たちからの信頼される言葉を使うことを意識しましょう。

中立の立場をとる

人の考え方や思いは違います。
それぞれ違う意見があって当たり前です。

どちらかの味方というスタンスではなく、中立の立場が大切です。

それぞれの考えや思いを理解することが大切です。

考え方・価値観の合わない人がいることは当然と考える

人はみんな違うのです。

価値観が同じということはまずありません。

相手を尊重することと同じですが、相手の考え方や価値観を理解してあげることがとても大切なのです。

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